私がピラティスを始めたきっかけは、両膝の半月板損傷によるリハビリ期間でした。
当時、ヨガインストラクター養成スクールで講師を務めていた際に、
「ピラティスインストラクター養成講座を立ち上げるので、講師をしてほしい」
というオファーをいただいたことが始まりです。
膝に痛みがあった私にとって、
あぐら座などが少ないピラティスのレッスンスタイルはとても理にかなっており、
「これだ」と直感的に感じ、迷わず引き受けることを決めました。
しかし、ピラティスを“教える側”になるためには、
機能解剖学・運動生理学・姿勢分析・エクササイズの作用など、
想像以上に専門的で深い学びが必要でした。
まるで受験生のように勉強に没頭する日々の中で、
私はすっかりピラティスの奥深さに魅了されていきました。
さらに学びを深めたいという想いから、
Stott Pilatesの資格取得へと進み、現在に至るまで、
常に学び続ける姿勢は変わっていません。
その後、10年以上にわたり複数のスタジオで多くのお客様を担当し、
指導経験を積ませていただきました。
コロナ禍をきっかけに
「もっと一人ひとりに丁寧に向き合い、しっかりとケアをしたい」
という想いが強くなり、5年前に独立し、
自身のスタジオ Pilates Studio Loa をオープンしました。
これまでに培ってきた知識や技術が少しずつ広まり、
お客様から「ワークショップや勉強会を開催してほしい」
というお声をいただくようになったことが、
現在のワークショップ中心の活動スタイルへとつながっています。
私が大切にしているのは、
「心と身体、どちらもこのスタジオから整ってほしい」という想いです。
人生において、ピラティスはほんの一部かもしれません。
しかし、ピラティスを通して身体が整い、
身体が整うことで心が安定し、
より良い人生を歩んでいくための土台をつくることはできると信じています。
Loaが、
ご自身の身体と向き合い、
人生をより豊かにしていくための
ひとつの「きっかけ」となる場所であれば幸いです。